2025年10月1日水曜日

都響 第1027回定期演奏会Bシリーズ

 1日、また、雨の中バウハスへ。1日から田中長徳のカラー作品の展示。どれも7万円で、買おうと思えば買えるが、今回もパス。丸ノ内線で銀座で乗り換え、溜池山王で降りて、サントリーホールへ。今日は、都響定期。成城石井で食べ物を買う。 
 タルキアイネン、ストルゴーズによってラップランド室内管弦楽団初演。今回、日本で初演された。タルキアイネンによると、「サーミ人(北極圏の先住民)の詩人ニルス=アスラク・ヴァルケアパー (1943 ~ 2001)は、自分たちを環境と不可分なものとして描き、人間と
自然との境界は存在しないものと捉えていた。 気候変動により環境破壊が進むに
つれ、彼らのような先住民族への注目はますます高まっている。私たちは本能的に、
彼らの生き方に新しいモデルを求めているのかもしれない。なぜなら、私たち自身
のライフスタイルや過剰消費が、自然を破壊するだけでなく、私たち自身をも滅ぼ
しつつあると気付き始めているからだ。」とある。
ミニマル音楽のようで、同じ旋律の中、それぞれのパートの主席がメロディを引き継ぐ。打楽器奏者が活躍する点で面白い。

ショスタコーヴィチは、生で初めて聴くかなあ、演奏後、奏者に微笑みがあったのは、満足する演奏だったことか。


都響 第1027回定期演奏会Bシリーズ

指揮/ヨーン・ストルゴーズ

オウティ・タルキアイネン:極北の真珠-室内管弦楽のための協奏曲-(2023)[日本初演]

 
ショスタコーヴィチ:交響曲第11番 ト短調 op.103《1905年》