2017年11月29日水曜日

アンドレアス・オッテンザマー&ヴィンタートゥール・ムジークコレギウム

オッテンザマーの父親は,ウィーンフィルの首席クラリネット奏者で,子供アンドレアスは,ベルリンフィル,兄のダニエルはウィーンフィルで首席クラリネット奏者である。たまたま,NHKクラシックでダニエルの演奏を聴いていて,それで今回聴いてみたしだい。とにかく驚いたのは,一緒に演奏したヴィンタートゥール・ムジークコレギウムで,最初,ベートーベンの「コラリオン」序曲が今までないような迫力と緊迫感で演奏された。こんな演奏は聴いたことがない。指揮者はいなくて,コンマスのロベルト・ゴンザレス=モンハスが指揮ぶりをしている。次に,J.シュターミッツ「クラリネット協奏曲」でアンドレアスの登場。初めて聴いた曲であったが,美しい曲で,クラリネットのカデンツァが夢見るような美しさで,アンドレアスの音楽性が表れていた。次に演奏されたのは,ダンツィ「モーツァルトの歌劇「ドン・ジョバンニ」の「お手をどうぞ」による変奏曲」,これは,技術的に難しいと思われる曲で,すごく早いパッセイジをひかなければならないが,ここでもアンドレアスの技術の高さに驚く。素晴らしいの一言。次に演奏されたのは,ウェーバーの「クラリネット小協奏曲」で,これも良かった。最後に,ヴィンタートゥール・ムジークコレギウムのベートーベン交響曲第7番,このオケは,知られていないが,素晴らしいオケで,7番も素晴らしい演奏。なかなか拍手がやまなかった。アンコールは,sukiyaki,ちょっと驚く。今回期せずして,聴いたコンサートであったが,今年1番のコンサートであった。

2017年11月26日日曜日

乾徳山

 今日の目的は,恵林寺にある店で草団子を買うことにあったが,2時過ぎに行ったが,しまっていて買えず,目的を果たせなかった。夏に大菩薩に行ったときもダメで,なかなか買えていない。今年は,無理かなあ。
 車で,駐車場まで行き,いつものルートで,乾徳山へ行く。人は,多くない。どちらかというと若者のグループが多い。頂上への鎖場で,降りることのできない人がいて,しばらく待った。頂上からは,黒金山へ行くルートをとる。北側斜面なので雪があり,凍っていた。ハシゴを二つあり,それぞれに鎖とロープがある。しばらく行くと水のタルに着くが,そこからは,急な石の多いところを下っていく。下りきって,トラバースするようになると高原ヒュッテに着く。なぜか,ドアが開けっ放しになっていたので,閉めた。登りと同じ道を下った。

タイム
07:52 乾徳山登山口バス停
08:23乾徳山登山口(オソバ沢ルート) 
08:29
08:52銀晶水
08:59
09:39錦晶水
09:46国師ヶ原
09:52役小角像
10:09月見岩
10:17 
10:20扇平
10:23
10:43髭剃岩
10:44
11:11乾徳山 
11:15
11:46水ノタル
11:48 
12:51高原ヒュッテ
12:52 
13:00錦晶水 
13:01
13:28銀晶水
13:32
13:49乾徳山登山口(オソバ沢ルート) 
14:12乾徳山登山口バス停G

2017年11月23日木曜日

エリソ・ヴィルサラーゼ

今日は,エリソ・ヴィルサラーゼのコンサート。すみだトリフォニーホールまで行く。このホールは,いつも感じるのだが,音響が良い。自宅から思ったほど遠くないが,まあ,下町にあるので,ホール周辺はちょっと独特の雰囲気がある。行く途中に,スカイタワーが見えて,時間があれば,散策したいと思うが,なかなかできない。



今日のプログラムは,次のもの。

モーツァルト ピアノ協奏曲第15番
ベートーベン ピアノ協奏曲第2番
ショパン ピアノ協奏曲第1番

指揮は,アレクサンダー・ルーディンで,オケは新日フィル。エリソ・ヴィルサラーゼのピアノは,粒立ちのあるきれいな音色で,知らなかったが,世界には素晴らしいピアニストがいるのだと実感。指揮者のアレクサンダー・ルーディンの指揮も良かったのではと思う。残念なことは,ピアノ協奏曲3曲弾くのは,負担があったのではと思う。最後のショパンは,ミスタッチが目立ったなあ。でも,この人のピアノはリリシズムがあって良かった。来年,来日するようなので,また,聞きたいと思う。

2017年11月22日水曜日

北トピア国際音楽祭

 北トピア,王子に来るのは初めて。王子,赤羽は,昔仕事で行っていたので,変わったかと思ったが,変わったところもあるけど,昔ながらのガード下のそば屋があったりして,変わっていないと言えば変わっていない。北トピアは,北区が作った複合施設で,レストランとホール等がある。今回,来てみてわかったのは,珍しく,椅子が良くないということで,座っていると腰が痛くなる。
 今日のプログラムは,三台のフォルテピアノで,ベートーベン,シューマン,ショパンを弾くというもの。最初は,ヴァルターで,ベートーベンのピアノ嬰ハ短調「月光」,シュトライヒャーでシューベルト,メンデルスゾーン,シューマンの歌曲,シューマンのパピオンニ長調,プレイエルでショパンのピアノソナタ第2番変ロ短調が演奏された。
 ヴォルターは,1795年製の復元楽器,跳ね上げ式で63鍵。ベートーベンは,月光の第1楽章をダンパーなしに弾くように指示しているという。このフォルテピアノは,現代のピアノに比べ,減衰が速く,ダンパーなしでも音が干渉しない。今回,良かったのは,このピアノで月光が聴けたことで,現代のピアノでは聴けないものであった。シュトライヒャーは,1845年製で跳ね上げ式,基本構造は,ヴォルターと同じで革巻きハンマーである。ただ,現代のピアノに比べ,鉄柱二本で支えられており,木製のケースをならすものである。これで,テノールのルーファス・ミュラーとの歌曲は,作曲された当時の雰囲気を表していて興味深く聴けた。最後のプレイエルは,突き上げ式であるが,シングル・エスケープメントで,明らかに低温部分が厚く聞こえ,前二つのピアノとは明らかに違っていた。
 異なるフォルテピアノを聴けたのは,非常に良かった。特に,ヴァルターによる月光は,忘れがたいものであった。

2017年11月19日日曜日

扇山

晴れ
先週扇山に行った時に降りたコースを登る。このコースは,鳥沢から梁川に向かって歩き,中野で左に道を登っていく。神社前で二股に分かれ,右側の道を行く。そのまま道路を進んでも良いが,左をエコファームに行く道があって,舗装されていない道を登っていく。道なりに進むとやっと扇山への案内が出てくる。案内に従って登っていくと,民家の脇の道から植林された所に入り,そこをしばらく登る。道は整備されていて,ジグザグに道が付けられている。しばらくして広葉樹の所を登るが直ぐに針葉樹に変わり,それが次に広葉樹になると大野貯水池への分岐となる。そこから頂上までしばらく急登となり,登りが緩やかになって頂上に着く。今日は,天気が良く,風もあって,富士山がきれいに見えた。
帰りは,同じ道を大野貯水池への分岐まで降りる。登りはきついと思わなかったが,下りは,急に思える。分岐からは,植林された所を下っていくが,道は整備されていて,歩きやすい。30分ほどで犬目へ下る分岐にでるがそのまま直進して,新田へ降りる。道路に出てから,いくつか案内がありそれに従って,中央高速の上にかかった橋を渡り,大野貯水池へ行く。非常にわかりにくい。下りに案内が付けられていて,四方津からのぼるとわかりにくいのではないかと思う。大昔,扇山に登った時は,大野貯水池へ行ってそれから登ったのだが,それも同じ道を往復したと思うのだが,すっかり忘れている。
 今日は,秋の一日で,紅葉が美しく,楽しい一日であった。

タイム
07:44鳥沢駅
09:17三境 
09:22
09:48扇山 
10:04
10:36荻野・犬目分岐
10:44犬目丸 
10:55荻ノ丸
11:59大野ダム
12:01
12:21四方津駅





2017年11月18日土曜日

N響定期 第1871回

今日のN響定期のプログラムは,プロコフィエフ(スタセヴィチ編)オラトリオ「イワン大帝」,指揮は,トゥガン・ソヒエフ,メゾソプラノ,スヴェトラーナ・シーロヴァ,バリトン,アンドレイ・キマチ,語り,片岡愛之助。
これは,プロコフィエフが,エイゼンシュタインの映画「イワン大帝」のための音楽を書いたものを,スタセヴィッチが編曲したもので,なかなか聴けないのではと思う。編成は,大がかりなもので,打楽器セクションの人数はかなりいて,見ていて楽しい。音楽そのものよりは,ストリーが今ひとつのような感じであった。

2017年11月16日木曜日

ワカサギ

晴れ
割と暖かい。桟橋で初めて?ワカサギを釣る。実は,小学生の時,青木湖で釣ったことがある。釣り竿を借りて,1500円。餌も用意されているので,特に何も持たなくても良い。後で氷もくれるので,手ぶらで大丈夫なのだが,とりあえず,保冷バックを持って行った。かかりの人が,タナを決めた竿を渡してくれるので,それを使って釣る。リールは,太鼓リールでカウンターがついている。タナが深いので,巻き上げるのに時間がかかる。それで,2,30釣る。あたりがなくなり,別の所に移って釣る。ここでしばらく入れ食いが続くが,突然あたりがなくなる。隣の家族の竿がすごく曲がり,バスがかかる。玉網でとるが,腹が膨れていて,いや,ワカサギを食べていたのだな。また,しばらくして,バスがかかるが,今度は仕掛けが切られる。初めて釣りをしたみたいで,結局,ワカサギがかかったままにしておいて,それをバスが食ったようだ。ワカサギの泳がせ釣りだなあ。その後,また,入れ食いが続き,いい加減のところで止めたが,100匹は釣ったと思う。
 家に帰って,ごま入りのフライを作る。ワカサギは川魚の臭みがあるが,牛乳で下処理をして作ると臭みはなくなり,本当に美味しい。全部フライにせず,片栗をまぶして冷凍保存した。

2017年11月14日火曜日

シロギス

キャスティングで買って,もう使わないと捨てたイソメが生きていたので,大磯まで行く。急いで出かけたので,リールや仕掛け入れたザックを忘れてしまった。車にあった天竺おもりがあったので,仕掛けを近くの釣具店で購入。いかんせんおもりが重いので,あたりがわからない。もう帰ろうと思ったとき,シロギスがかかっていた。道糸が細く,おもりが15号なので,投げに失敗して,仕掛けをロスト。
それで納竿。結局,これ1匹なので,リリース。最近,釣ってもリリースばかりだなあ。今回みたいにあたりがないと,釣っていても面白くない。

2017年11月10日金曜日

扇山

週末が雨だったり,用事があったりで山に行けず,体のためには行かなくてはと思い,今日,扇山に行く。
扇山は,何回登っており,百蔵山から行くことが多いが,時間の関係から,今日は扇山だけ。梨の木まで舗装路を歩かなければならないのと,登り始めてしばらく杉の造林したところを登らなければならないので,あまり面白みがなかったのだが,扇山からの下りのコースを登りにすると,これは面白みがあることがわかった。この道の登りにして,四方津に下るのも良いように思える。紅葉も終わり始めている。気持ちの良い秋の日だった。



2017年11月9日木曜日

大磯

晴れ,風強い。
この前の釣りのアオイソメが余ったので,大磯に行く。キス釣りで,あたりがあったがかからず,そんなこんなで,仕掛けを二つロスト。釣りができなくなり,相模川へ。ハゼ釣りをする。風が強く,あたりがわからず,それでもハゼが2匹釣れる。時間になったので,リリース。相模川は,だいぶ濁りがとれて来ている。もうそろそろハゼ釣りもおしまいかなあと思う。

2017年11月7日火曜日

景信山

久しぶりに景信山に行く。目的は,ポケモンgoで,景信と小仏峠のジムにポケモンをおくことである。自転車で行くのであるが,なかなか最後が登りが急になって,苦しい。運動にはなるが,登山ではないので,疲れ方が違う。
 景信は,紅葉が終わりなってきている感じ。人は,老人が多いが,なぜかトレランをやっている若者達がいる。景信に置いてきたシャワーズは,あっというまに戻ってきた。小仏峠に置いてきたハピナスは,一日たって戻ってきた。

2017年11月4日土曜日

モーツァルトのクラヴィーアのある部屋 第30回

今日は,モーツァルトのクラヴィーアのある部屋の第30回記念公演で,第一生命ホールで行われた。初めて行くホールで,勝ちどきにある。近くに豊洲運河があり,帰り,ハゼ釣りを橋の上からやっているのを見かけた。ホールとしては,中くらいの大きさで,響きはデットに近いような感じ。
 プログラムは,モーツァルトが敬愛していたクリスティアン・バッハに関わるもの。モーツァルトは,クラヴィーアコンチェルトの予約演奏会を開き,大人気であったときの第15番,予約演奏会で予約したものがたった一人しかいなかった最後の第27番が置かれている。第15番になって,管楽器が加えられ,第11番から14番までは,ピアノクインテットで演奏できる。

J. Ch. バッハ クラヴィーアコンチェルト ニ長調 作品13-2

W.A. モーツァルト クラヴィーアコンチェルト 第15番 変ロ長調 K.450

W.A. モーツァルト クラヴィーアコンチェルト ニ長調 K.107-1

W.A. モーツァルト クラヴィーアコンチェルト 第27番 変ロ長調 K.595


 今回わかったのは,モーツァルトのクラヴィーアコンチェルトは,まさしくコンチェルト呼べるものと言うこと。クリスティアン・バッハの場合,ピアノが独立して演奏されるか,他の楽器と一緒になって一つの曲を構成している。一方,モーツァルトの場合,ピアノのテーマを他の楽器が引き継いでいたり,ピアノの音に合わせて管楽器の演奏が伴っている。革新性があったのではと思う。
 編成は,弦が多かったのか,クラヴィーアの音が弦の音に埋没してしまって,聞き取れないことがあった。第15番,第27番のカデンツァは,モーツァルトによるもので,小倉の演奏は,美しく素晴らしかった。
 帰り,写真を撮る。遠くないので,写真を撮りに来ても良いかなと思った。