2021年7月22日木曜日

日下沙矢子による室内楽奏団

 今回は,ピアソラのブエノスアイレスの四季を中心としたプログラム。前回に続いて,ゴリホフ。コントラバスを中心にチェロ、ヴィオラ、ヴァイオリンが対をなし演奏で,ピアソラのメロディが引用されている。ジェミニアーニは、コレルリのラ・フォリアを弦楽伴奏版にしたもの。楽しめたコンサートであった。
 
 
 
 ヴァイオリン=日下紗矢子(特別客演コンサートマスター)、瀧村依里(首席)、岸本萌乃加(次席)、荒川以津美、小形響、川口尭史、杉本真弓、武田桃子、外園彩香(首席代行)、山田耕司
ヴィオラ=森口恭子、冨田大輔、三浦克之、渡邉千春
チェロ=遠藤真理(ソロ・チェロ)、林一公、室野良史
コントラバス=瀬泰幸、ジョナサン・ステファニアク

チェンバロ&ピアノ=大井駿

【曲目】
ヴィヴァルディ:「四季」から「春」
ゴリホフ:ラスト・ラウンド
ジェミニアーニ:合奏協奏曲第12番「ラ・フォリア」
ピアソラ(ホセ・ブラガート編):ブエノスアイレスの四季


2021年7月2日金曜日

東フィルサントリーホールシリーズ

チョン・ミョンフンが指揮をしたのが、昨年の2月。カルメンを演奏会形式で振ったのだ。それは、聴いていて、すごく良かったのだ。それからだから、聴衆の感激ときたらすごいものがある。スタンディングオベーションはあるし、オケが一度引っ込んだ後、再び、チョン・ミョンフンが、オケと共に舞台に。
パーヴォの時も感じたのだが、聴衆の歓迎たるもの、長いコロナ禍にあって、待ちに待った指揮者の演奏に対してなのだな。今日は、荒川文吉君のオーボエを十分堪能出来るプログラムであって、これも素晴らしかった。
 
指揮:チョン・ミョンフン(名誉音楽監督)
曲目
― ブラームス 交響曲の全て ―
ブラームス/交響曲第1番
ブラームス/交響曲第2番