2025年4月30日水曜日

都響 第1020回定期演奏会Aシリーズ

 今日は、東京文化会館。人がどんどん吸い込まれていく。このプログラムで満席。
演奏の最初にアナウンスがあって、オーケストラの重力波で、大太鼓が客席に置かれ、涅槃交響曲では、木管、金管が客席のところに配置され、近くの人は驚かないでとの事。

重力波では、左右客席に置かれた大太鼓と舞台の太鼓が同時に、また、少しずれてたたかれ、サラウンドの効果から重力波、知らないけどね、を感じる。ホールでないとこの効果はわからない。曲の途中で声明のようなものが聴こえ、
とても面白い。演奏終わって、作曲家が登壇。ブラボーでした。涅槃交響、これも初めて。オケの後ろに置かれた合唱団が、声明を歌う?さて、黛は、心の平安を願ったのか?
今回は、コンサート会場のみ聴ける曲、来ている人の年齢も様々、クラシックが目指すところか。



指揮/下野竜也
男声
合唱/東京混声合唱団*
トリスタン・ミュライユ:ゴンドワナ(1980)

夏田昌和:オーケストラのための《重力波》(2004)

黛 敏郎:涅槃交響曲(1958)*