2013年1月12日土曜日

N響定期(1745回)

 今日は、ジンマン指揮のマーラー7番。マーラーの7番を聴きに来ている人もいたが、席は普段よりはアキが目立ったような気がする。
 マーラーは、クラシックを聴き始めた時は、テンシュテットのLPを聴いたものだが、今は、聴かない。今日もらったパンフレットを見たら、マーラーチクルスがあったり、交響楽団が取り上げない月はないような気がする。それだけ、動員が可能なのだろう。
 今回の演奏は、どうなのだろうか。ジンマンの指揮は、エモショナールではなく、楽譜にそったもののようだ。指揮そのものは美しくない。マーラーの分裂症的曲想を十分伝えていたかわからない。演奏後、ブラボーはなかったような気がする。今ひとつなのだろうか。