写美での日本初のルイジ・ギッリの展示とのコラボである。行く前に、写美に行き、展示をみてから、イタリア文化会館へ。渋谷で半蔵門線に乗り換えたのだが、JRを降りてから迷う。
イタリア文化会館は、非常に大きな建物で、開催されるホールは、地下にあり、降りる前に、同時通訳の機器が渡された。シンポジウムは、 岡田温司とジーノ・ルオッツィが登壇、最後にパネルディスカッションのモデレターとして、写美の山田裕理が行った。
ジュルジュ・モランディのアトリエの写真は、須賀敦子の文庫版全集のカバーに使われている。ここで繋がっていたのかと驚く。シンポジウムは、わからないことも多くあったが、今一つという感じを受けた。議論の枠組みが従来のもので良いか、もう一度見直す必要があるように思えた。