2025年7月4日金曜日

都響 第1023回定期演奏会Bシリーズ

今日は、都響で、アリス=紗良・オット独奏によるラヴェル、ピアノ協奏曲。白いドレスを纏い登場。ライブだからだろうか、聞こえなかった音が聴こえる。気がつかなかっといえばよいか。第一楽章 ハープで、第二楽章 ピアノが終わったあとの消えゆくバイオリン。 アリス=紗良・オットによれば、都響と演奏は、17年ぶりだそうで、今回は、他の演奏を含めて大好きなサントリーホールで3回演奏できるそうだ。アンコールのたびに、靴は履かずに軽やかに舞台裏に走り去るが印象に残った。
 
 
指揮/カリーナ・カネラキス

ピアノ/アリス=紗良・オット
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調

マーラー:交響曲第1番 ニ長調《巨人》

アンコール、ペルト、アリーナから
 

2025年7月3日木曜日

シンポジウム「ルイジ・ギッリ〈ジョルジョ・モランディのアトリエ〉シリーズをめぐって」

 イタリア文化会館でのルイジ・ギッリのシンポジウムがあったので、事前に予約してあった。
写美での日本初のルイジ・ギッリの展示とのコラボである。行く前に、写美に行き、展示をみてから、イタリア文化会館へ。渋谷で半蔵門線に乗り換えたのだが、JRを降りてから迷う。
イタリア文化会館は、非常に大きな建物で、開催されるホールは、地下にあり、降りる前に、同時通訳の機器が渡された。シンポジウムは、 岡田温司とジーノ・ルオッツィが登壇、最後にパネルディスカッションのモデレターとして、写美の山田裕理が行った。 
 ジュルジュ・モランディのアトリエの写真は、須賀敦子の文庫版全集のカバーに使われている。ここで繋がっていたのかと驚く。シンポジウムは、わからないことも多くあったが、今一つという感じを受けた。議論の枠組みが従来のもので良いか、もう一度見直す必要があるように思えた。