2015年2月14日土曜日

N響定期第1803回

原宿の駅を降りたら、チアリーダーのカッコの学生の集団、高校生から小学生までに会う。大会をやっていた。NHKホールのまわりはいつになく、静かであった。

今日は、パーヴォ・ヤルヴィ指揮のシベリウス「バイオリン協奏曲」とショスタコーヴィチの交響曲第五番。メーネ・ヤルヴィの息子であるが、大昔、エジンバラ音楽祭で、忘れてしまったのだが、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲だっただろうか、聴いたことがある。

 シベリウス バイオリン協奏曲
ソリスト、庄司紗矢香 名演であった。深い森を歩いているような、音に厚みがある。N響からこのような音が出るとは、驚きで、演奏に対する集中力はすごいものであった。指揮者ヤルヴィに多くを負っている。庄司のヴァイオリンも、スケールが大きく、ライブで聴いて、ファンになってしまった。アンコールは、ピチカートによるもの、シベリウス「水滴」珍しい。
 ショスタコーヴィチ 交響曲第五番。これも名演であった。