2009年6月15日月曜日

フィルム現像

 曇りのち雨
 しばらく忙しかったため、フィルム現像をしなかった。日曜の夜にブローニーを現像して、あがったフィルムを乾かして見てみたら、フィルムを青色ぽっく、なにやら、定着が完全でないようなどで、また、定着液に入れて、結局、寝る時間が1時近くになってしまった。
 昼間やれればいいのだけど、ダークバックでフィルムをまくと、なかなかうまくいかないのだ。ダークバックの大きいものにするといいのだけど、昔買ったものを使っている。とにかく、暗室用品は軒並み値上がりとなった。いつまでフィルムが使えるのだろうかと思う。フィルムに対するノスタルジーだけでないのだ。アメリカだと、フィルム現像、焼き付けが、大学のカリキュラムとして存在しているのが、この国は、そもそも写真を文化の一部として教育するシステムがない。さらに、フィルムカメラを生産中止にしてしまうところを見ると、過去のテクノロジーを捨て去ることをなんとも思っていない。いったん中止すれば、もう戻れないのだが。