立川リソルホール。今回、分かったのは、武蔵野のスタインウェイは音がキラキラするが、立川のはそうでないこと。昔、パスカル・ロジェのサティのCDを買って聴いて、多分、レコード芸術で特選だったのではと思うが、それを思い出し、今回来た次第。実は、ロジェは、ここ数年来日予定であったが、コロナで来日できず、やっと来たというわけ。曲が終わっても、拍手をしないよう言われていた。フォーレの即興曲が終わったとき、一人の聴衆が終わったが勘違いして拍手をしたが、ロジェは、静にと指を口元に持って行き、サインを送った。すべての曲が、暗譜で行われていて、すべて自分のものとなっている。今回は、良かったなあ。
プログラム
サティ: ジムノペディ 第1番/グノシェンヌ 第2番&第3番
フォーレ: 「即興曲」嬰ハ短調(≪8つの小品≫より)
フォーレ: 即興曲 第2番/夜想曲 第1番/舟歌 第4番
ラヴェル: ≪鏡≫より「海原の小舟」/水の戯れ/ソナチネ
ドビュッシー:≪映像≫第2集
「葉ずえを渡る鐘の音」「そして月は廃寺に落ちる」「金色の魚」
≪映像≫第1集より「水の反映」
≪版画≫「塔」「グラナダの夕べ」「雨の庭」