2022年11月21日月曜日

 ヴィクトリア・ムローヴァ ヴァイオリン・リサイタル

今日も、武蔵野文化。ムローヴァのヴァイオリンリサイタル。ムローヴァを初めて聞いたのは、30年以上前になるだろうか、チャイコフスキーコンクールで優勝したばかりの頃ではと思う。レコード芸術を読んで、ムローヴァのチャイコフスキーヴァイオリン協奏曲のCDを買って、そのときは、実は、それほど感銘は受けなかったのだが、来日すると言うことで行ったのはないかと思う。そのときも、チャイコフスキーヴァイオリン協奏曲をやったのではと思うが忘れている。今回は、2つの異なるヴァイオリンを用いたコンサートで、ベートーベンやペルトを弾くというので行った次第。会場でCDを売っていたので、ベートーベンとシューベルトを購入。実は、シューベルが良いというのを後で発見。ベートーヴェンは、ガット弦で、温度や湿度で音が狂うのか、調弦をよくしていた。当時は、このようにひびいたのかと思いながら聞く。休憩を挟んで、モダンヴァイオリン。現代曲とシューベルトであるが、これは、これで良かった。

 
ヴィクトリア・ムローヴァ(ヴァイオリン)、
アラスデア・ビートソン(フォルテピアノ/ピアノ)

【ガダニーニ(ガット弦)&フォルテピアノ】
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第4番
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第7番

【ストラディヴァリウス「ジュールズ・フォーク」&ピアノ】
武満徹:妖精の距離
ペルト:フラトレス
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのためのロンド D895