2018年8月26日日曜日

苗場山

 台風が来るということで,南アルプスに行くのを遅らせたら,また,台風が来て,行くことができず,結局,日帰りの苗場山になった。
 苗場山は,20年ほど前に何回か行ったことがある。その時の印象は,雷清水のところにゴミが落ちていて,頂上に比べ,なんか汚いなあと言うことであった。

家を6時過ぎにでて,駐車場に着いたとき,9時30分を過ぎていた。やはり,関越トンネルを越えると遠い。何回か来たが,祓川駐車場への道はすっかり忘れていた。駐車場の目の前に登山道があり, そこから登る。前日に雨が降ったせいか,道がぬかるんでいた。和田小屋までは,道路が続いてそこをあるいても,時間はあまりかわらない。和田小山の前で,少し休み,スキー場を少し登り,途中トラバースすると登山道になる。大きな岩が所々にあり,道が所々川となっていた。途中,下の芝まで,何組かパーティが降りてくるので会う。前日,頂上の小屋に泊まったのだろう。上の芝まであがると植生が変わってくる。そこで,山岳警備の人?に栞をもらった。上の芝から神楽の峰までは,緩やかに登っており,神楽の峰は稜線上にあるので,ピークのようには感じられない。神楽の峰からは,雷清水まで下っていく。雷清水で水を補給し,さらに下って,お花畑を過ぎると登りになる。すっかり忘れていたが,頂上まで登るのに思った以上に時間がかかった。頂上は広く,ところどころに池塘がある。小屋まで歩いて行き,たまたま,日が射したので,写真をとったりした。少し休んで降りたが,すぐにガスで覆われた。帰り,雷清水で親子連れに会う。15時を過ぎていて,小屋に泊まると言っていた。中ノ芝を過ぎる頃から,雨が降り始め,和田小屋に着く頃には,雨はやんだ。18時を過ぎていて,暗くなり始めていた。帰り,神仙の湯に寄った。夏休み最後の週末なのか,夕食に立ち寄った赤城サービスエリアはすごい混雑で,久々,普段会えないようなような集団に出くわした。家に帰る途中,眠くなるかと思ったが,眠たくはならなかった。

 



タイム
祓川登山口駐車場09:47 
10:11和田小屋登山口
11:42下ノ芝
12:14中ノ芝 
12:19 
12:34 上ノ芝 
12:35
12:42苗場山、小松原分岐 
12:58神楽ヶ峰 
13:09雷清水
13:24
14:19苗場山 
14:24
15:17雷清水
15:23
15:36神楽ヶ峰
15:56苗場山、小松原分岐
16:04上ノ芝
16:14中ノ芝
16:42下ノ芝
17:50和田小屋登山口
18:06祓川登山口駐車場

2018年8月9日木曜日

涸沢〜北穂〜南岳〜上高地

 8月6日 晴れ時々曇り

家を5時50分に出て,沢渡の第二駐車場に9時30分に着く。バスターミナルまで歩いて行って,バスを待つが,臨時便がでて上高地に10時30分に着く。久しぶりの上高地。 河童橋まで行くと穂高がみえ,観光客が写真を撮っているので,同じように写真を撮る。GPSのログをとるのを忘れていたので,取り始める。横尾までは,山道ではなく,普通の道で,緩やかに梓川に沿って登っていく。横尾に着いたのが1時過ぎで,登山届を出す。橋を越えると,2時過ぎて歩かないよう案内があった。四時半前には,涸沢ヒュッテに着いたが,時期によって暗くなってしまうからだろう。しばらく歩いて,ガレ場の所で涸沢ヒュッテが見える。小雨が降り始める。ガレ場の登りを歩いて,涸沢ヒュッテに着くが,思った以上に時間がかかった。食事の前に,時間があったので,ヒュッテのテラスでくつろぐ。
 夕食時に,長野県の山岳警備の人が,ストックの使い方を説明。大半の人が間違った使い方をしているという。夜,気温が高く,毛布だけで寝る。

8月7日 曇り時々晴れ

朝,曇りであったが,出発するころには,晴れてきた。涸沢を横切るように涸沢小屋まで行き,右手から登っていく。 しばらく登ると鎖のあるところにでて,それからハシゴを越えると,涸沢と前穂高岳の見晴らしの良い場所に出る。何人かが休んでいた。森林限界を超えてしばらく行くと,北穂の天場があり,それを過ぎると頂上となる。穂高,南岳を見ることができた。頂上のすぐ下に北穂小屋がある。テラスがあって,そこでくつろいでいる人がいる。ほとんどの人が,北穂に登り,涸沢に帰るので,ビールを飲んだりしている。キレットに向かったのは,二組で,ガイド連れの親子と私であった。北穂小屋からは,A沢のコルまで,ざれた急なルートを降りることになる。降り始めてすぐに,何組のパーティが登ってきているのを見たが,なかなか上ってこない。しばらくして登ってきたが,急なので時間がかかるのだ。浮石もあり,慎重に降りる。何カ所か鎖やハシゴのあるところを下り,12時すぎにA沢のコルに着く。長谷川ピーク,南岳が見え,しばらく休む。長谷川ピークを越えるとき,登山者に会ったが,奥穂まで行こうと思ったが,北穂小屋に泊まろうと思うと言っていた。確かに,北穂の登りは,きついかもしれない。その他,アメリカ人のグループ,親子連れなど北穂へ向かうパーティがいた。長谷川ピークを越えて,南岳のハシゴまでは,わりと普通の稜線であった。南岳に近づくにつれて,岩稜帯となり,割と高度感のハシゴを二つ越え,距離にするとたいした距離ではないのであるが,岩稜を登っていく。もう,ピークが終わるかと思えるとまだ続く。思った以上に時間がかかった。14時30分くらい小屋に着く。予約をしていなかったので,しばらく待つよう言われる。時間があるので,珈琲をわかして飲む。夜,気温が高く,布団だと暑くて眠れなかった。

8月8日 曇りのち晴れ

朝,曇って,風が激しく吹いていた。出発するころには,ガスはなくなり,すっかり晴れた。遠く,穂高連峰が見える。南岳へは,10分ほどで到着。槍ヶ岳が見えるが,ガスがかかっていた。しばらくして,天狗原への分岐となり,急な稜線を下っていく。2カ所ほど,鎖のあるとこを降り,稜線がなだらかになると,天狗原が近い。天狗原に降りてしまうと,見えるのは槍ヶ岳だけとなる。池の畔で休んでいる人がいたが,昨日,槍ヶ岳を登って,帰る途中,寄ったとのこと。天狗原を過ぎて,幅の広い槍沢をトラバースすると,槍ヶ岳のルートに出会う。天狗原の分岐からは,斜度はわりと緩やかになり,しばらく行くと赤い小屋が見える。ババ平で,テントサイトである。何組か休んでいたが,そのまま,槍沢ロッジまで歩いた。ロッジ前にテーブルがあり,食事をしていると,20人くらい韓国人のグループが到着。案内には,英語,韓国語,中国語で書かれており,ポピュラーなコースなのだろう。30分ほど休んで,出発。沢沿いをだらだらと下り,12時40分ころに横尾に到着。少し休む。多くの人が休んでいる。しばらくすると,宿泊の準備ができたという案内があって,多くの人が並んだ。この頃から,曇り始める。上高地のバスターミナルに着いたのは,4時前であった。沢渡に行くバスに長い列ができていて,乗れず,臨時便で沢渡まで行く。沢渡温泉に入り,近くのそば屋で食事をして帰る。帰り,眠たくなるかと思ったが,なぜか眠気はなく帰った。





  








タイム
8月6日
河童橋10:46
10:56小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
11:26明神館
11:37徳本口(徳本峠分岐)
12:13徳沢公衆トイレ
12:20徳澤園
12:42新村橋(パノラマ分岐)
13:22横尾 (横尾山荘)
13:44
14:06横尾岩小屋跡
14:49本谷橋
14:57
15:44Sガレ
16:26涸沢ヒュッテ泊

8月7日
涸沢ヒュッテ06:20
06:23涸沢
06:28涸沢小屋
09:18北穂高岳・天場
09:47北穂高岳(北峰)
09:48北穂高小屋
10:16
12:44長谷川ピーク
12:46
14:37南岳小屋泊

8月8日
南岳小屋06:26
06:36南岳
07:01天狗原分岐
08:34天狗池
08:35
09:26槍沢・天狗原分岐
09:54槍沢大曲り
10:30赤沢岩小屋(ババ平)
10:50槍沢ロッヂ
11:23
11:48二ノ俣
11:55一ノ俣
12:05槍見河原
12:43横尾 (横尾山荘)
13:07
13:50新村橋(パノラマ分岐)
14:09徳澤園
14:11徳沢公衆トイレ
14:49徳本口(徳本峠分岐)
14:54明神館
15:00
15:45河童橋
15:50上高地バスターミナル