2022年3月8日火曜日

読響第616回定期演奏会

今日は,読響。コンマスは,長原さんで遠藤まりさんも見えたな。コルンゴルトのヴァイオリン協奏曲は, ラジオで聴いたことがあるのだが,生で聴くのは初めてであった。良かったのは,後半の諸井三郎のシンフォニーで,1944年5月に完成し,7月に諸井は召集されたという。曲想は,戦時下の精神状態を表すかのように,暗く,時に絶望的である。戦後,50年に初演されたのだが,当時評価はされなかった。次に初演されたのは,78年の追悼演奏会という。今回が,三回目か,貴重な演奏を聴けたのだ。ただ,残念なのは,空席が目立っていたことだ。どうも人気のある曲しか,人は集まらない,日本のクラシック状況を表している。

指揮=山田和樹
ヴァイオリン=小林美樹

ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
諸井三郎:交響曲第3番