2022年11月28日月曜日

ロナルド・ブラウティハム フォルテピアノ・リサイタル

今日も、武蔵野文化。なぜかマチネーであった。ほぼ満席。
数年前にN響で、モダンピアノでベートーヴェンのピアノ協奏曲第五番を弾き、アンコールで「エリーゼのために」をやったのだが、あまりにも良くて、来日したら聴きに行こうと思っていたのだが、コロナのせいで、来日できず、やっと今年聴けることなった。今回のプログラムは、2つの異なるフォルテピアノで演奏。この公演前は、兵庫でコンサート、この公演が終わった後は、トッパンホールでコンサートとなっている。

 
ベートーヴェン:エロイカ変奏曲(15の変奏とフーガ 変ホ長調)作品35
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第23番 ヘ短調 作品57「熱情」
休憩
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 D.960
 
アンコール
エリーゼのために

2022年11月26日土曜日

パスカル・ロジェ ピアノリサイタル

立川リソルホール。今回、分かったのは、武蔵野のスタインウェイは音がキラキラするが、立川のはそうでないこと。昔、パスカル・ロジェのサティのCDを買って聴いて、多分、レコード芸術で特選だったのではと思うが、それを思い出し、今回来た次第。実は、ロジェは、ここ数年来日予定であったが、コロナで来日できず、やっと来たというわけ。曲が終わっても、拍手をしないよう言われていた。フォーレの即興曲が終わったとき、一人の聴衆が終わったが勘違いして拍手をしたが、ロジェは、静にと指を口元に持って行き、サインを送った。すべての曲が、暗譜で行われていて、すべて自分のものとなっている。今回は、良かったなあ。
 
プログラム

サティ:   ジムノペディ 第1番/グノシェンヌ 第2番&第3番
フォーレ:  「即興曲」嬰ハ短調(≪8つの小品≫より)
フォーレ:  即興曲 第2番/夜想曲 第1番/舟歌 第4番
ラヴェル:  ≪鏡≫より「海原の小舟」/水の戯れ/ソナチネ
ドビュッシー:≪映像≫第2集
       「葉ずえを渡る鐘の音」「そして月は廃寺に落ちる」「金色の魚」
       ≪映像≫第1集より「水の反映」
       ≪版画≫「塔」「グラナダの夕べ」「雨の庭」

2022年11月24日木曜日

NHK交響楽団 第1970回 定期公演 Bプログラム

今日は、サントリーホール。遅れずに行く。クリスマスの準備なのだろうか、飾りがあった。早い、もうすぐ十二月。
良かったのは、メンデルスゾーンのヴァイオリンコンチェルト。レイ・チェンのヴァイオリンが美しいのだが、見ていて、チェンの表情が曲想とともに変わる。リストも曲に応じて表情を変えたと言うが、まさにそれで、素晴らしい演奏であった。アンコールは、オーストリア国歌をチェンが編曲したもの。チェンには、注目だなあ。

 
指揮:レナード・スラットキン
ヴァイオリン:レイ・チェン

ヴォーン・ウィリアムズ/「富める人とラザロ」の5つのヴァリアント
メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64

アンコール
ワルチングマチルダ レイ・チェン編曲

ヴォーン・ウィリアムズ/交響曲 第5番 ニ長調

2022年11月21日月曜日

 ヴィクトリア・ムローヴァ ヴァイオリン・リサイタル

今日も、武蔵野文化。ムローヴァのヴァイオリンリサイタル。ムローヴァを初めて聞いたのは、30年以上前になるだろうか、チャイコフスキーコンクールで優勝したばかりの頃ではと思う。レコード芸術を読んで、ムローヴァのチャイコフスキーヴァイオリン協奏曲のCDを買って、そのときは、実は、それほど感銘は受けなかったのだが、来日すると言うことで行ったのはないかと思う。そのときも、チャイコフスキーヴァイオリン協奏曲をやったのではと思うが忘れている。今回は、2つの異なるヴァイオリンを用いたコンサートで、ベートーベンやペルトを弾くというので行った次第。会場でCDを売っていたので、ベートーベンとシューベルトを購入。実は、シューベルが良いというのを後で発見。ベートーヴェンは、ガット弦で、温度や湿度で音が狂うのか、調弦をよくしていた。当時は、このようにひびいたのかと思いながら聞く。休憩を挟んで、モダンヴァイオリン。現代曲とシューベルトであるが、これは、これで良かった。

 
ヴィクトリア・ムローヴァ(ヴァイオリン)、
アラスデア・ビートソン(フォルテピアノ/ピアノ)

【ガダニーニ(ガット弦)&フォルテピアノ】
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第4番
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第7番

【ストラディヴァリウス「ジュールズ・フォーク」&ピアノ】
武満徹:妖精の距離
ペルト:フラトレス
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのためのロンド D895

2022年11月17日木曜日

ブダペスト・フィルハーモニー管弦楽団コンサート

 今週、また、武蔵野文化会館。三鷹駅を降りたら、なにやらクリスマスの曲が演奏されていた。なにやら、クリスマス点灯式だそうで、高校生が演奏していた。

今日は、大ホール。人はあまり入っていなかったなあ。6割弱というところか。今回、聴きに行ったのは、萩原麻未が出演するからであった。プログラムは、名曲コンサート。良かったのは、やはり、萩原で、モーツァルトのピアノコンチェルトの序奏が終わって、最初のピアノ音が、あまりに美しくて、感動してしまった。ただ、オケが今ひとつで、なんかピリッとしなかったなあ。

指揮 
ヤーノシュ・コヴァーチ

萩原麻未(ピアノ)
ブダペスト・フィルハーモニー管弦楽団

プログラム
モーツァルト:「フィガロの結婚」序曲
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第20番
ベートーヴェン:交響曲 第8番

2022年11月15日火曜日

ミシェル・ダルベルト ピアノリサイタル

 今日は、ミッシェル・ダンベルトのコンサートで、武蔵野文化会館。行きながら、途中、サッカーをやっているのを見る。

小ホールなので、後ろの席を選ぶ。結構響くんだよね。前半は、ショパン、シューマンの幻想曲で、後半は、リスト、ラヴェル、リストで、すべてロマン派の曲。ちょっと、分からないのは、最後のリストのマゼッパで、曲想が違うような気がするのだが、これが置かれていた。ほぼ満席であった。

ショパン:幻想曲 ヘ短調 op.49
シューマン:幻想曲 ハ長調 op.17

リスト:《巡礼の年 第1年 スイス》より 「オーベルマンの谷」
ラヴェル:《
鏡》より 第5曲「鐘の谷」 嬰ハ短調
リスト:超絶技巧練習曲 より
 第9番『回想』 変イ長調/第3番『風景』 ヘ長調/第4番『マゼッパ』 ニ短調

 

2022年11月13日日曜日

NHK交響楽団 第1968回 定期公演 Aプログラム

今日は、NHKホール。いつものごとく、老年のダンスグループがダンスをしていたなあ。
寝過ごして、四ッ谷まで行き、それから戻る。ギリギリに間に合う。今日のプログラムは、伊福部とショスタコーヴィチ。今日は定期二日目であったが、マイクが立ててあった。井上は、指揮棒を持って、チュルクのような黒い衣装で登場。伊福部が終わったとき、オケが立ち上がって、井上とともに聴衆にアピール。これには、聴衆も反応し、拍手が鳴り止まなかった。休憩を挟んで、今度は、タキシードを着て登
場。指揮棒を持たずに指揮していたなあ。曲が終わると同時に、ブラボー。ブラボーやめてくれと言われているのだけどね。今回は、良かったなあ。
 
指揮 : 井上道義

曲目
伊福部 昭/シンフォニア・タプカーラ
ショスタコーヴィチ/交響曲 第10番 ホ短調 作品93