2018年6月4日月曜日

都響第857回定期演奏

昨日に,続いて,コンサート。今日は,サントリーホール。改めて,サントリーホールは,祝祭のホールであることを実感。日常から離れて,祝祭空間に身を任せることができることは,稀有な経験である。





今日のプログラムは,次のもの。

モーツァルト 歌劇「フィガロの結婚」序曲 K.492
ヴォルフ・フェラーリ ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.26
リヒャルト・シュトラウス  交響的幻想曲 イタリアより op.16

アンコール
パガニーニ : 24のカプリース op.1より第13番 変ロ長調

指揮/ダニエーレ・ルスティオーニ
ヴァイオリン/フランチェスカ・デゴ


座った席が,前から4列目で,オケの音が上から降ってくる。音が渾然とおちてくるので,不思議な感じであった。最初の,フィガロの結婚は,わくわく感がなく,可もなく不可もなしという感じ。ヴォルフ・フェラーリのヴァイオリン協奏曲は,初めて聴く。ロマン派の曲であると,聴いてわかる。この曲の時,独奏ヴァイオリンは,よく聞こえた。ヴァイオリニストは,フランチェスカ・デゴで,技術の高さは素晴らしい。最後のリヒャルト・シュトラウスの交響的幻想曲は,初めて聴くと思ったが,有名なフニクニ・フリクラのメロディーが出てきて,聴いたことのある曲だと分かる。今回は,ヴァイオリン協奏曲が良かった。