昨日、雲取山に登ってきた。
朝、3時半に起き、青梅線の始発にのる。奥多摩で、西鴨沢行きのバスが6時5分にでる。この時期にしては、人が多い。奥多摩で下車した人が多いのに驚く。昔、六つ石に登るのに、この始発のバスによく乗ったが、いつも2,3人であった。
一月なので、6時半くらいに夜が明ける。鴨沢で降りると、休憩所とトイレがあって、登山者の便宜をはかっていて、登り口は、休憩所の脇の階段を登っていく。20分ほど歩くと、林道に出て、登山口に着く。林道のところに広い場所があり、昔、そこに車を置いたのだが、今回、駐車する車でいっぱいであった。
この時期にしては、気温が高く、ジャケットを脱ぎ、登り始める。この鴨沢からの道は何度も登っているのだが、斜度はきつくないし、気がつくといつの間にやら、七ツ石まで登っているという道で、登っている人も多いのか、整備されて歩きやすい。七ツ石小屋への分岐に8時50分に着く。登り始めて、二時間ほどだろうか。巻き道を行き、ブナ坂に向かう。少し休憩して、雲取山を目指す。尾根道なので、気持ちがよく、天気もよく、富士や南アルプスが見える。写真を撮りながら歩くので、ここからは、歩くスピードが遅くなる。登りがきついのは、小雲取山のところでそれを越えれば、後少しで、頂上である。11時10分に着く。頂上の明治15年内務省地理局の銘の入った原三角点のところで、食事をして、しばし、写真を撮りてから、避難小屋まで行く。雲がなく、奥秩父の山々がはっきりと見えた。これは初めてのことである。南アルプスは、甲斐駒は雪が少ない。南アルプスの北部から南部まで見えた。
石尾根を下る。ブナ坂で、家族連れが休んでいた。ほとんどの人は鴨沢に戻る。七ツ石を登る。ここからは、15分ほどである。頂上には、おばさん二人と30代くらいの人が一人休んでいた。南アルプスが全部見えていたので、おばさんたちは、驚いていた。少し休み、鷹ノ巣を目指す。ほとんで斜度がないような道を歩く。3時前に避難小屋に着く。小屋の中を見て、きれいに使われているのを確認して、頂上を目指す。20分ほどで到着。軽装備できていて、D600 で写真を撮っている人が一人、後から六つ石から登ってきた人が一人。全く人がいない。天気は相変わらず晴れで、雲一つない。六つ石を目指す。16時15分に六つ石の分岐には1時間ほどで着く。頂上は踏まず、少し休み、奥多摩駅を目指す。石尾根は、六つ石からかなり急激に下っており、植林もあって暗い。境から六つ石へ続く尾根が見える頃には、かなり暗くなった。降りる途中、トレールランの外人に声をかけられた。暗くなるので急げと言うことだったのだが、そうはいっても荷物があるので走って降りられない。途中、植林のある溝のようなところを降りるのだが、そこは、昼でも暗い。夕方で見えないのでライトを点ける。駅に着いたのは、6時20分。降りる途中で、足の皮がむけた。長距離歩いて、むれて皮がむけたのだ。今回歩いた距離は、32キロほど、よく歩いた。
雲取山160110 from Takashi Endo on Vimeo.
タイム
06:51鴨沢バス停
07:15丹波山村村営駐車場
07:23小袖緑道あがり
08:19堂所
09:35ブナ坂
10:19奥多摩小屋
10:24ヨモギノ頭
10:53小雲取山
11:06雲取山避難小屋
11:10雲取山
11:30
11:34雲取山避難小屋
11:53
12:14小雲取山
12:31ヨモギノ頭
12:53ブナ坂
13:18七ツ石山
13:24斧手石
14:27鷹巣山避難小屋
14:54鷹ノ巣山
15:03
15:20水根山(金佐ノ頭)
15:37城山(奥多摩町)
15:42カラ沢ノ頭15:44
15:54将門馬場(馬責場)
16:21六ッ石山分岐
17:00十二天山
17:20越路ノ森(峰畑峠)
17:42石尾根縦走路・六ツ石山登山口
18:19奥多摩駅
雲取山(Kumotoriyama) at EveryTrail