夕暮れがきれいだった。帰り、高速から富士山が見えた。美しい
夕暮れだった。
圏央道で江ノ島まで行く。何年ぶりだろうか、わからないくらい前だ。バイクで行ったこともあるし、電車で行き、江ノ電で鎌倉まで行ったこともある。
今日は、モーツアルトのミサ曲から、c-moll KV427を後半に置いたプログラム。前半は、KV 220、Exsulate, jubilate KV 166で、ソプラノ、キャロリン・サンプソン、オリヴィア・フェアメーレン、テノール、櫻田亮、バス、クリスティアン・イムラーがソリスト。相変わらず、合唱は、素晴らしいできであった。また、ソリスト、サンプソンの声は、リリックソプラノで、魅力的な歌声であった。これだけでも、コンサートに来たかいはあった。後半の合唱団の並びは、ソプラノ、アルト、テノール、バス、バス、テノール、アルト、ソプラノという風に並んでいた。

東武日光線にのって、会津高原尾瀬口でおり、会津バスにのって、登山口で降りる。降りたのは、5人。最初、舗道を歩き、すぐに近道の案内にしたがって、山道を歩くが、しばらく行くと、舗道にでて、すぐに登山口につく。階段があって、登
山届けを入れる箱とカウンターが設置されている。ここから、すぐに急登がはじまり、気温が高いせいか、汗が止まらない。木の中を登っていく。水場の掲示の
ところにでる。そこで、休むが、降りてくる人もいて、小屋に泊まるかと聞かれる。確かに、泊まった方が良いのだが、尾瀬御池ロッジに予約しているので、泊
まらないと答えた。水場からは、斜度は緩やかになるが、登りは続き、なかなか、小屋が見えない。やっと、木道が現れ、しばらく行くと小屋が見え、駒ヶ岳へ
の稜線が見える。このあたりから、池塘が現れる。いったん下って登り返すと小屋の前にでる。大きな池があって、さらに右側に雪渓が残っていた。下の方で
は、終わっていたチングルマが咲いていた。雪が終わって出てきたのだろう。そのまま、駒ヶ岳へと進む。きれいな草原や地塘があって木道を緩やかに登ってい
く。左に回りながら登っていって、這松の中へ入り、木製の階段を登ると頂上である。大きな檜枝岐村の案内がたっていた。曇っていて、景色は見えず、記念写
真を撮って、すぐに下山する。小屋前まででて、そのまま、下る。バスの時間があったので、休まず降りた。気温が高く、水が途中でなくなり、着ていた服が、
二枚とも汗で絞れるくらい濡れた。17時半前には、バス停についたが、時刻表を見るとバスはない。確かめてきたつもりであったが、間違っていた。会津高原
尾瀬口に帰るバスの運転手が止まってくれて、もうバスはないと親切に教えてくれた。民宿はあるが、予約しているのでロッジに電話をかけると、観光案内の人
がでて、話をすると、村役場の人に送ってくれるよう手配をしてくれた。バス停から、観光協会まで歩き、車で送ってもらったが、話によると、今年は、異常気
象らしく、檜枝岐でも暑いという。途中、テンが道路を横切ったのを見た。運転していた人も、初めて見たと言っていた。
御池ロッジは、きれいな建物で、なかなか良いところである。すぐに手続きをして、風呂に入り、食事をとった。部屋を暑く、窓を開けて寝た。
しばらく、山に行けないので、トレーニングをかねて大菩薩嶺に行く。今回は、丸川峠から登ることにした。いつも、降りるだけであったが、登ってみると、丸川峠近くになって、大きな岩が続くところがあって、そこがきつかったなあ。気温が高くて、非常に汗をかいた。丸川峠で、少し、休む。富士が見えた。丸川峠からは、草原のようなところを登っていく。すぐに森の中に入り、尾根筋の割と良い道を歩く。大菩薩嶺には、人が割といて、ここから、引き返す人が多い。記念写真を撮ってもらって、大菩薩峠に向かう。途中、雷岩付近に人が多くいて、峠に向かう人も多かった。雲が出て、富士は見えなくなっていた。峠からは、上日川峠までいつもの道を歩く。登ってくる人もいるが、少ない。12時半くらいに着く。バスが13時であったので、待つ時間でうどんを食べた。まあまあであった。