お茶の水のバウハウスで、田中長徳の写真展を見た後、東京ミッドタウンに行って、深瀬の「洋子」の写真展を見た後、歩いてサントリーホールへ。夕暮れで細い道を上り下りして歩いたのだが、なかなか面白くて昼間歩きたいと思った。今回のプログラムは、武満、ベートーヴェン、メンデルスゾーンでポピュラーな楽曲。これで地方に行くからね。で、武満なのだが、以前尾高の指揮で聴いたことがあって、尾高の時の方が良かったような気がする。不思議なことに郷古のヴァイオリンが目立って聴こえたのだが、なぜだろうか?次のベートーヴェン ヴァイオリンコンチェルト、いやテンポが遅い。ルイージの指揮って、早かったり、遅かったり、うむと言う感じで感心することがない。ドゥエニャスのヴァイオリン、軽い感じで、特に第二楽章の美しさは今ひとつ。自作のカデンツアを演奏したのだが、冗長でうむという感じ。隣の席の人は、休憩中に帰ってしまった。わかる気がするが、ブラボー出ていたな。Xで山田が好意的な講評を述べていたがどうだろうか?メンデスゾーンは、今度はテンポが早い。ルイージの指揮はどうもという感じ。
武満 徹/3つの映画音楽
ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61
メンデルスゾーン/交響曲 第4番 イ長調 作品90 「イタリア」
ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61
メンデルスゾーン/交響曲 第4番 イ長調 作品90 「イタリア」
指揮 : ファビオ・ルイージ
ヴァイオリン : マリア・ドゥエニャス