2024年11月21日木曜日

NHK交響楽団 第2024回 定期公演 Bプログラム

今日は、サントリーホールへ。昨日に続きで、さすがに疲れる。
プログラムは、ポピュラーだと思うが、8割ほどかな、空席が目立つ。指揮者が知られていないからか?

チャイコフスキーのヴァイオリンコンチェルト、冒頭のオケの出だしが、ふくよかな響きで魅了させられる。スロボデニュークの指揮は、各部明確に描き出されたもので、素晴らしい。これほどの演奏できるのは並ならぬ才能と言える。第二楽章は、指揮棒なしに行う。
プロコフィエフは、バレエのための曲を演奏に書き換えたもので、楽しい音楽。ストラヴィンスキーは、昔CDで聴いたことがあるが、すっかり忘れていた。春祭のような始まるが、ストラヴィンスキーが第二次世界大戦にアメリカに移住して作曲家したもので、ストラヴィンスキーは戦争交響曲と呼んでいる。
 
プログラム 
チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
プロコフィエフ/バレエ音楽「石の花」─「銅山の女王」「結婚組曲」
ストラヴィンスキー/3楽章の交響曲
 
アンコール
バッハ 無伴奏ヴァイオリンソナタから

指揮 : ディマ・スロボデニューク
ヴァイオリン : ニキータ・ボリソグレブスキー




2024年11月9日土曜日

チャールズ・ナイディック&パスカル・ドゥヴァイヨン デュオ・リサイタル

武蔵野文化へ


プーランク第二楽章、悲しく美しい主題がクラリネットによって紡ぎ出させる。早い第一楽章、第三楽章と対称的で、プーランクは一体何と言う感じ。ナイディックは、演奏者によるもの。父親の死に面して作曲したもので、クラリネットのさまざまな技巧が聴かれる。ナイディックは、次のように述べている

 

「1994年に、父であり、私の最初の音楽の教師であったアーヴィング・ナイディックを追悼して「イン・メモリアム」を作曲しました。彼は素晴らしい音楽家であり、素晴らしい人物でした。当初、この作品は個人的なものとして構想していましたが、多くの方々から演奏の依頼がありました。そして、1996年に第二部を加え、 「永遠の螺旋」という副題をつけ、作品は最終的な形に仕上がりました。第二部は表面的には第一部とは全く異なるように思えるかもしれませんが、実際には変容を表しています。第一部のメロディが薄れていき空気の中に消えていくと、そのメロディは消えた空気の中から再び現れ、形を取ろうとしますが、最終的には形を作ることができず、再び消えていくのです。」

 

ブラームスのクラリネットソナタは、ブラームスの晩年、創作意欲が衰えていたが、クラリネットの名手、リヒャルト・ミュールフェルトにあってインスパイアされて作曲されたもの。美しさの中に何か諦観なものを感じるのは、ブラームスが晩年に感じていたものなのか。
休憩後、フォーレ、ドゥヴァイヨンの独奏。フランス音楽はおてものと言う事だが、演奏中、突然、ピアノから手が離れて、バンザイのような状態になり、それから再び演奏に戻った。どうしたのだろう?最後に再びブラームス、クラリネットソナタ第2番。ふさわしい演奏だった。今日は、楽しい演奏だった。
 
プログラム
F.プーランク:クラリネットとピアノのためのソナタ FP184
C.ナイディック:In Memoriam for solo clarinet
J.ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.120-1
休憩
G.フォーレ:バラード 嬰へ長調 Op.19
J.ブラームス:クラリネット・ソナタ第2番 変ホ長調 Op.120-2

 

2024年11月4日月曜日

小林海都コンサート


武蔵野文化へ

小林海都コンサート、最後のシューベルトがメインか?凛として、情緒をはいした演奏。シューベルトの前のクルターグ、現代曲で短い。超絶技巧の小品が8並んでいるが休みがなく演奏される。これは、前半のラヴェル、高雅で感傷的なワルツと対をなしているのだろか?


 プログラム

F.ハイドン:幻想曲 (カプリッチョ) ハ長調 Hob. XVII:4 Op.58
A.スクリャービン:前奏曲 Op.11-12 嬰ト短調
F.ショパン:ポロネーズ 第7番 変イ長調「幻想」Op.61
M.ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ
G.クルターグ:8つのピアノ曲 Op.3
F.シューベルト:4つの即興曲 D935 Op.14

2024年11月3日日曜日

赤城山

最後の紅葉を見に、赤城山へ。
駐車場に着いたら、大沼から吹く風が強く、寒い。駐車場はほぼいっぱいの状態。秋に来るのは初めてで、登り始めて岩が結構あるなあと言う感じ。冬ばかり来ていたので、雪に覆われて登りやすかったのはある。天気は、晴れなのだけど、靄がかかった感じで遠くがかすんでいる。絶景スポットでは、風を避けて小休止。すぐに引き返し、駒ヶ岳へ。駒ヶ岳に来るとそれほど人は少ない。おのこ駐車場へくだるところで、お腹がすいたので休む。木々の下で、寒くもなくぼんやりと眺めるのもなかなか良いことを実感。せこせこ登らなくてもね、良いよね。鳥居峠と覚満淵へ分岐で、3人組、道でないところを登ってきたのを見て、どうしたと聞いたら、道を間違えたとのこと。結構、入り組んでいることを示す掲示もある。で、アカレコと言うルート、赤のテープがありそれに従って歩く。道と言うより、大きな岩がごろごろしていて、無理矢理ルートにしたところを歩いて、鳥居峠へ。駐車場があって、人が多い。そこから覚満渕へ。きれいなところであるが、秋は終わっている感じであった。

 
タイム

8:29おのこ駐車場
8:36赤城神社駐車場
8:41黒檜山登山口駐車場
8:47黒檜山登山口
8:54
9:05猫岩
9:25富士山展望台
9:50黒檜山大神
9:53赤城山
9:59黒檜山絶景スポット
10:12
10:16赤城山
10:24黒檜山大神
10:2960歩絶景スポット
10:37
10:53大タルミ
11:06駒ヶ岳
11:54篭山
12:01
12:04鳥居峠
12:17覚満淵
12:25駒ヶ岳大洞登山口
12:30駐車場