ラフマニノフは、下野が編曲したものとラフマニノフのものが連続して、演奏された。対称的な曲。グバイドゥーリナのオッフェルトリウム は、バッハの音楽の捧げ物からのメロディからはじまり、それが壊れてそして最後にまた戻るというもので、下野にしたがえば、ドヴォルザークも暗い祈りに似たものに始まるという点で同じと言うことである。珍しいプログラムであった。
指揮 : 下野竜也
ヴァイオリン : バイバ・スクリデ*
ラフマニノフ/歌曲集 作品34 ―「ラザロのよみがえり」(下野竜也編)、「ヴォカリーズ」
グバイドゥーリナ/オッフェルトリウム*
ドヴォルザーク/交響曲 第7番 ニ短調 作品70
グバイドゥーリナ/オッフェルトリウム*
ドヴォルザーク/交響曲 第7番 ニ短調 作品70