2022年3月29日火曜日

天城山

 南伊豆の休暇村に行くついでに,天城山に行く。家を出たのが遅く,駐車場には,1時半ころに登り始める。遅いなあ。天気は良くない。ガスっていて,時たま,木から雨粒が降ってくる。登り始めて,何組かの下山者とすれ違う。道は,ところどころぬかっていて,歩き辛い。四辻を過ぎて,万二郎岳へ向かう途中,多分シャクナゲだと思うが,いりみだれた小道の一つに,死んだ子鹿がいた。最初,なにかなと思ったのだが,鹿だったのだ。万二郎岳までは,登りで,登りきると縦走路となる。何回が上り下りをして,天城山に着いたが,誰もいなかった。すぐに下山にかかり,わりと急なジグザクな道を下る。涸沢分岐点からほぼ平坦な道をトラバースしていくのだが,途中,苔の生えた岩がゴロゴロしているところがあり,岩に赤いマークが付けられているのだが,道を外す場合もあるのではと思いながら歩く。四辻を過ぎて,先行者を追い越す。駐車場に着いたら,車は二台しかなかった。靴が洗えるところがあったので,靴の泥を落とし,休暇村へ向かった。
 
 
13:32天城縦走路入口13:32
13:44四辻13:46
14:32万二郎岳
14:36
14:47馬の背
14:52
15:06石楠立
15:08
15:32天城山
15:36
15:40万三郎岳下分岐点
16:09涸沢分岐点
17:04菅引分岐
17:09四辻
17:12
17:23天城縦走路入口 


2022年3月15日火曜日

中川優芽花 ピアノリサイタル

 武蔵野文化会館,ほぼ満員であった。中川優芽花は,20才で,クララ・ハスキル国際ピアノコンクールで優勝,経歴を見る限り,すごいピアニストなのだが,演奏後はニコニコしていて,20才のどこにでもいるような小柄な女の子である。だだ,演奏は,体からは想像できないような力強い音が生み出される。

 

 
プログラム

PI.チャイコフスキー:
《ドゥムカ》作品 59
R.シューマン:
《フモレスケ>変ロ長調 作品20

W.A.モーツァルト:
ピアノ・ソナタ変ロ長調 K.281
I. Allegro
II. Andante amoroso
III. Rondo
F.リスト:
《ドン・ジョヴァンニの回想》 S.418

2022年3月10日木曜日

東フィル第966回サントリー定期

サントリーホールへ。サードバーガーでチーズバーガーセットを食べる。
 
今日は,プレトニョフの指揮で,スメタナの「わが祖国」2020年に演奏が予定されていたのが,再度延期になり,やっと,今日,演奏された。本当は、チャイコフスキーの1812年が演奏される事になっていたが、現在の状況を考えて、演奏が回避されたのだ。演奏を聴きながら,どんな思いで指揮をしているのだろうかと思いながら聴いていた。
 
珍しく,前半第3曲が終わって、拍手があった。

アンコールが終わって、プレトニョフは、すぐに舞台袖に。プレトニョフの心情たるや、言葉にならないものだったの
だろう。
 
指揮:ミハイル・プレトニョフ(特別客演指揮者)
 
スメタナ/連作交響詩『わが祖国』(全曲)
第1曲 ヴィシェフラド(高い城)
第2曲 モルダウ
第3曲 シャールカ
第4曲 ボヘミアの森と草原より
第5曲 ターボル
第6曲 ブラニーク

アンコール
バッハ G線上のアリア


2022年3月8日火曜日

読響第616回定期演奏会

今日は,読響。コンマスは,長原さんで遠藤まりさんも見えたな。コルンゴルトのヴァイオリン協奏曲は, ラジオで聴いたことがあるのだが,生で聴くのは初めてであった。良かったのは,後半の諸井三郎のシンフォニーで,1944年5月に完成し,7月に諸井は召集されたという。曲想は,戦時下の精神状態を表すかのように,暗く,時に絶望的である。戦後,50年に初演されたのだが,当時評価はされなかった。次に初演されたのは,78年の追悼演奏会という。今回が,三回目か,貴重な演奏を聴けたのだ。ただ,残念なのは,空席が目立っていたことだ。どうも人気のある曲しか,人は集まらない,日本のクラシック状況を表している。

指揮=山田和樹
ヴァイオリン=小林美樹

ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
諸井三郎:交響曲第3番