チョン・ミョンフンが指揮をしたのが、昨年の2月。カルメンを演奏会形式で振ったのだ。それは、聴いていて、すごく良かったのだ。それからだから、聴衆の感激ときたらすごいものがある。スタンディングオベーションはあるし、オケが一度引っ込んだ後、再び、チョン・ミョンフンが、オケと共に舞台に。
パーヴォの時も感じたのだが、聴衆の歓迎たるもの、長いコロナ禍にあって、待ちに待った指揮者の演奏に対してなのだな。今日は、荒川文吉君のオーボエを十分堪能出来るプログラムであって、これも素晴らしかった。
指揮:チョン・ミョンフン(名誉音楽監督)
曲目
― ブラームス 交響曲の全て ―
ブラームス/交響曲第1番
ブラームス/交響曲第2番