2021年1月17日日曜日

N響1月公演

 百蔵山を登っている時、たまたま昨日コンサートを聴いていて、これは実際聴く価値があると思い、チケットが手に入るかどうか調べたら、買えるので、すぐに帰り、セブンで購入。今回のプログラムは、一生聞く機会がないものではあるが,なんと言っても,今回は,ファンホ・メナの指揮がすばらしいのだ。ファンホ・メナは,バスク地方出身でプログラムは,スペインに関係するもの,ヒナステラは,作品1とあって,学生時代の課題曲として作曲されたものだそうだ。20才に書かれたもので,その構成は,驚くべきものである。野平一郎によると,ラヴェルの「ダフニスとクロエ」は,その管弦楽法において,五指に入るもので,その輝しさは比べるものがないとのこと。メナの指揮によって,素晴らしかった。また,来てN響を振って欲しい指揮者だ。
 

指揮:ファンホ・メナ
ピアノ:ハビエル・ペリアネス* 

 
ピエルネ/「ラムンチョ」序曲
ファリャ/交響的印象「スペインの庭の夜」*
ヒナステラ/バレエ組曲「パナンビ」作品1a
ラヴェル/「ダフニスとクロエ」組曲 第1番、第2番