今日は,すみだトリフォニーホールで,トン・コープマンのバッハ,ロ短調ミサ曲。BCJで聴いたとき,すごく良かったので,楽しみにしていた。
最初に,コープマンによる小フーガがパイプオルガンで演奏された。おわるとすぐに,ブラボー。いやな予感。
ロ短調ミサ曲の演奏の前に,コープマンが出てきて,地震で札幌のコンサートをキャンセルせざるを得なく,今日が日本での最後の演奏となる言った。
第1楽章が終わるとすぐに,今度は,拍手。多分,第2楽章が終わって,休憩だと思ったのだろう。最後は,さすが,演奏がおわってからのブラボーはなかった。座った席が,20番でちょうど真ん中であり,あまりよく見えない。音楽を聴くのはいいが,舞台をよく見ることができない。ソリストと合唱は良いし,オーボエやフルートなどソリストのレベルは高かったが,演奏については,印象となるものは感じられなかった。