2012年12月2日日曜日

滝子山



例のごとく、甲府行きの電車に乗り、笹子で降りる。初冬なのか、登山客は思ったより多いといっても、7人程度である。滝子山に行くには、いい加減20号に沿って歩き、掲示が出たところで、左に曲がり、中央線の下をくぐり、突き当たり、右へと曲がり、ゆるゆる登っていく。途中、桜の名所と思われる公園を過ぎ、車道を登っていくと、道証地蔵に出る。そこから右に山道を進む。先に登山者が歩いているのが見えた。すっかり、落葉しており、道が落ち葉で埋まっている。歩きづらい。登山者を追い越し、川沿い沿って登っていく。途中、パイプでできた橋を渡って、左側に移って歩く。いったん川から離れるが登っていくとほぼ沢に沿って歩くようになる。沢の砂は、砂岩の細かくなったもので、このあたりが海であったことを示している。水が豊富なのか、尾根にとりつくまで、水が流れていた。沢を離れて、右の方へ登っていくと、高原のような場所に出る。雪が残っていた。鎮西ヶ池のあたりは、雪で一面、白い。そこから尾根すじに出て、少し登ると、頂上である。誰もいなかった。雲がかかって、富士山は見えない。気温が低く、寒い。ヘリコプターが飛んでいるが見える。後でわかったのだが、笹子トンネルの事故の取材だったのだろう。
  頂上に10分たらずで、下る。最初は、急坂を下る。落ち葉もあって歩きづらい。しばらく下っていくと、男坂、女坂という分岐があって、男坂を下る。これは、尾根に沿って下るのだ。下っていくと檜平にでる。ここから、しばらくして左へ針葉樹の林をくだる。すぐに広葉樹にかわり、沢の音が聞こえるようになる。しばらくして、沢に沿って下っていく。ちょっと開けた場所になって、道路に出る。そこからは、初狩まで下っていくが、20号にでたら、普通は車が走らないのだが、車が多い。ナンバーを見るといろいろなので、高速が混んでいるのかと思った。駅近くになって、高速をみると混んでいない。電車に乗って、しばらくしたら、大月ジャンクションか、高速通行止めの案内が見えた。てっきり、車の事故と思ったのだが、家に帰って、インターネットを見たら、笹子トンネルの事故であった。

タイム
7:55 笹子
8:05
8:52 道証地蔵
8:56
10:46 滝子山
10:55
11:25 檜平
12:52 初狩
13:07