二週間前に、ペンタックスの21mmレンズが無限でピントが合ってないようで、修理に出した。k-xで昨年、ピントがきていなくて、シャッターが切れず、本体が問題だと思って、処分してしまったのだが、実は、レンズが問題があったようだ。k-rに換えて、撮るとピントが合わないので、修理に出した次第である。昨年の3月に北八つに行ったときは、特に問題がなかったので、おそらく、夏以降におかしくなったのだが、気がつかず、ずっときてしまったのだ。しかし、無限がでないレンズというのも初めての経験である。
天狗原に14:10に着く。かなり良いペースだ。天狗原は、池塘があって綺麗なところなのだが、曇り空で今ひとつ。秋の気配が感じられた。休んでいると、雨が降り始め、遠くで雷鳴が聞こえる。
、人の少ないので、ハンガーに余裕があった。夕方、雨が上がる。綺麗な夕空が見えた。夜、アンドレ・シフのバッハ、パルティータを聴いて寝る。ずっと聞いていなかったのだが、おもちゃ箱の中に、すっかり忘れていたおもちゃを見つけたような感じがする。やはりクラシックだ。
ビデオを撮った後、頂上を目指す。10:00に頂上に着く。頂上には関西から来た2名の中年しかいなかった。この頃より、雨はガスとなっていて、雨具をとるとやはり濡れるので、暑くても脱ぐことはできない。頂上に20分ほどいて、白馬山荘に向かって降りる。10分ほどで着く。スカイプラザで珈琲セットを頼む。ケーキは、チョコレートケーキ。運ぶのに大変ではと思う。ここに来ると山小屋のように思えない。しかし、経営が成り立つのだろうか。ちょっと、心配。ここで一息ついてから、出発。大雪渓への分岐で、降りるべき
か、天狗山荘に行くべきか、しばし考えた。天気が悪いのだが、とりあえず、天狗山荘に向かう。ガスってほとんど見えない。杓子岳をトラバースする道があったのだが、ガスのため杓子岳を登ってしまった。GPSのマークと実際はずれていた。降りていくとトラバースする道に出る。しばらくしたら、雷鳥にあった。小さいところを見ると、やっと成鳥になったばかりのようで、カメラで何枚か撮ったら、急いで逃げていった。音がやなのだろう。ガスの中、鑓ヶ岳に向かう。頂上を踏まずトラバースしていると、女の子が私のザックが分岐の所にないかというので、あると答えた。ガスっていて降りる
方向を間違えたのた。何回が登り下って、鑓温泉への分岐に出会う。天狗山荘へは、少し登ってその後下っていくのだが、ガスのため小屋は見えず、近くになって、やっと見える。着いたのは、思ったよりかかって、14:25であった。小屋の下の方に、テンバがあって、何張りかあった。夕方、ガスがはれ、白馬鑓ヶ岳が見えた。
下っていくと、一面のお花畑で、雪渓の残っている所に出る。早い時期だと、雪渓をトラバースするのだが、雪渓は溶けていて、橋が架けられている。さらに降りていくと、同じような雪渓があって、川に橋が架けられている。新しい橋で、また、来年になれば、作り替えされるのだろう。南アルプスなら、橋は架けられないのでは。このころから、気温が上がり、雨具を着ていると暑い。二時間ほど歩くと、道が突然良くなる。もう、林道は近いような感じがするが、その後、大きな石のあるところをいい加減歩いて、やっと林道に着いた。猿倉に着いたのは、12時11分頃、カッパを着たまま、15分のバスに乗り込み、バスの中で、雨具を脱いだ。40分頃に白馬に着いた。下に降りてから、雨らしい雨になった。あずさに乗る時間があったので、食事をした後、近くの白馬ロイヤルホテルで汗を流した。温泉とあるが、循環湯で、塩素くさい。汗を流すには十分ではあるが。14時38分のあずさで帰った。