サントリーホールへ。今日のプログラムは、インバルの指揮もあって、良かった。特に前半のウェーベルンが良く、多彩な音が紡ぎ出されてきており、これほど集中して聴かせるとは思っていなかった。インバルの指揮によるところが大きい。さらにブルックナーは、今までないような演奏で、飽きることがなく聴けた。拍手を受ける際、微笑みがこぼれ、インバル自身の演奏に満足していたのではと思う。
指揮 エリアフ・インバル
プログラム
ウェーベルン:管弦楽のための6つの小品 op.6(1928年版)
ブルックナー:交響曲第4番 変ホ長調 WAB104 《ロマンティック》(ノヴァーク:1874年第1稿)
ブルックナー:交響曲第4番 変ホ長調 WAB104 《ロマンティック》(ノヴァーク:1874年第1稿)