2019年2月9日土曜日

N響定期 第1906回

大雪という予報であった,大雪にはならず,積もらなかった。
好日山荘のロープワークに出て,それからNHKホールに行く。六時開演で,雪とあって,NHKホール前は人がいない。入るとき,チラシの束を受け取ったが,それがすごく冷たかった。気温は,かなり低い。
  毎回思うことは,空席が目立ち,演奏の開始時間が影響しているように思えることなのだ。
 今日のプログラムは、これ。

R.シュトラウス/ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品8
ハンス・ロット/交響曲 第1番 ホ長調
指揮 : パーヴォ・ヤルヴィ
ヴァイオリン : アリョーナ・バーエワ


アンコール イザイ 無伴奏ヴァイオリンソナタ第5番 第1楽章 曙光


シュトラウスのヴァイオリン協奏曲は、珍しい。もっと珍しいのは、ハンス・ロット。リヒャルト・シュトラウスが、ヴァイオリン協奏曲を書いたのが、17歳の時。ハンス・ロットは、ブラームスにこの交響曲を酷評され、精神を病んで,25歳で生涯を終えた。およそ対照的な人生を送った作曲家の若い時の作品を並べている。