2009年7月21日火曜日
ウラジオストック(3)
7月18日(土)小雨
朝から、小雨が降っていて肌寒い。特に見るところがないので、水族館に行ってみる。
水族館は、小さなもので、特にこれといものではない。朝で、雨と言うこともあり、水族館には人が少なかった。家族連れが少しで、なにやら話しているがわからない。魚を見ても、これはチョウザメかというくらいで、書かれているものが読めないのでどうしもうない。水族館を出て、アムール湾に面した埠頭に行ってみる。魚を釣っている人がいて、そこでぼんやりしていると、ビデオカメラを持った東洋人が3人やってきて、撮り始めた。わりと大胆に撮っているので大丈夫かなと思ったのだが、その一人が、韓国語で話しかけてきたので、英語で返事をした。日本人だとわかると、そのうちの一人が、日本語で話しかけてきた。彼の奥さんが、日本人で、日本語を話せるけど、英語はだめで、ウラジオストックに来たのは、テレビの取材で、韓国人にとってウラジオストックは特別の地だという。三日前に来たときは、天気も良かったが、帰る当時に天気が悪いのは残念であると言った。三人が去った後もしばらくぼんやりとして釣りをしているのを見ていたが、また、鷲の巣展望台に向かう。
鷲巣の展望台で写真を撮っていると、デジカメを持った高校生の思われる女の子と母親連れが来たので、写真を撮ってもらった。やはり、英語は通じなかった。
夕方、朝行った埠頭に行ってみた。ぼんやりみていると、迷彩服を着た男の人が、つりを始めた。魚が釣れ、ヘルプミーと言ってカメラを取り出したのである。最初なんだかわからなかったが、写真を撮ってくれと言うことで、魚と一緒に写真を撮ってあげた。その時釣った魚が一番大きかった。ベラルーシから来ていて、ウラジオストックは初めてでと言うことであった。服装からすると、軍人のようだったが、気になるのは、釣った魚どうなるのだろうかと言うことである。初めて来た場所で、魚を料理することはできるのだろうか。
8時近かったので、ホテルに帰る。海岸沿いの道があって、土曜日と言うことか、若者の集団が見られる一方で、軍人の集団が警戒にあたっていた。こぜりあいがあるのだろうか。
ホテルに戻って、中国人に声をかけられた。中国語がわからないので、英語で答えたが、どうも怪しい女性を紹介するというものであった。しかし、今回、中国人や韓国人の観光客をたくさん見た。日本から行くより、ウラジオストックは中国人や韓国人にとって近いのだ。ヨーロッパの都市と言えば言えるから、旅行の場所となるのであろう。
夜、ホテルのレストランでパーティーが開かれていた。レストランで食事をしょうと思っていたが、残念ながらできなかった。夜更けまで、ディスコミュージックが聞こえた。