マリオ・ジャコメッリ展、日本で初めての写真展である。詩に触発されて、写真が撮られていると言って良いだろうか。文学との関連を見て取れるが、写真そのものは、構図が計算されおり、写真的といえる。晩年の作品は、ジャコメッリが登場している。死期が迫ってきて、かなり写真としては破綻しているように思える。
シュルレアリスムと写真展。これは、アジェの写真がみられたのが最大の収穫。以前、雑誌では見ていた。シュルレアリスムの写真が一同に見られたのは非常に興味深い。ただ、思考が先行し、写真としてはどうかと思えるものもの、日本人の作家に見られた。模倣を抜けきれないのだ。
最後の、アニー・リーボヴィッツ。これは、楽しめたなあ。早く、DVDがでて欲しい。