2020年1月18日土曜日

NHK交響楽団定期第1931回

朝は,小雨であったが,雪になり寒い一日であった。原宿は,いつもほど人は多くなかった。 NHKホール前では,なにやら催事が開かれテントがいくつもあったが,雪のため人は少なく,手持ち無沙汰でテントの前で立っている人が目立った。





ブラームス/ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品83
ブラーム ス(シェーンベル ク編 )/     ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 作品25
指揮:クリストフ・エッシェンバッハ
ピアノ:ツィモン・バルト


ピアノの音は濁っていて、だが、不思議とあっているような。テンポもかなりゆっくりとあるところがあり、ブラームスの一つの解釈なのだと納得。ピアノに比べれば、オケは洗練されたブラームスだったような気がする。休憩を挟んで演奏されたのは,ブラームスのピアノの四重奏曲。シェーンベルグの編曲によるものであるが,ピアノ協奏曲がブラームスを感じさせるものだったが,これは,ブラームスの作品のようには思えなかった。
最後に,エッシェンバッハに花束をあげていたが,もうしばらく来ないのだろうか。アシュケナージの時もそうだった。