2017年10月31日火曜日

BCJ 第125回定期演奏会

 今日は,10月31日で,今回のコンサートは,この日のために行われた。10月31日は,ルターが95か条の論題を発表した日で,宗教改革500周年を記念している。今日は,また,ハロウィーンの日でもある。鈴木によると,これは,まったく無関係と言うわけではないという。ハロウィーンは,ハロは聖者を言い,ウィーンは,イヴが変わったもので,11月1日が聖者の日と関係がある。マインツの教会には,この日に聖者の遺物を公開することになっていて,それを見たものは,御利益があるとされる。マインツの教会は,ローマ法王によって,免罪符を出すことを許されていたから,免罪符に対して疑義を唱えるルターにとって,10月31日は,95か条の論題を提出する意味があったのではないかと言うことである。
 プログラムは,Ein feste Burg ist unser Gottに基づく曲,ルターから始まり,バッハまで200年間に作られた曲が演奏された。次のもので,なかなか聴けないものばかりの曲であった。ソプラノのハナ・ブラシコヴァが出るので楽しみにしていた。やはり美しい。この前見たときと比べて,元気そうであった。前の時は,体の調子が悪かったのでは思う。良いコンサートであったが,満席ではなく,8割方だった。やはり,ポピュラーなプログラムでないとなかなか難しいのかなあ。


マルティン・ルター Martin・Luther(1483-1546)
コラール《我らの神こそ、堅き砦》(斉唱)
 Choral "Ein feste Burg ist unser Gott"(Unison)

マルティン・アグリゴラ Martin Agricola(1486-1556)
《我らの神こそ、堅き砦》
   "Ein feste Burg ist unser Gott"(Chorus)

ヨハン・ヴァルター JohannWalter(1496.1570)
  《我らの神こそ、堅き砦》(合唱)
  "Ein feste Burg ist unser Gott"(Chorus)

ディートリヒ・ブクステフーデ  Dietrich Buxtehude(c.1637-1707)
 《我らの神こそ、堅き砦》BuxWV 184(オルガン独奏)
   "Ein feste Burg ist unser Gott"

ヨハン・ヘルマン・シャイン∫oharm Hermann Schein(1586-1630)
       《我らの神こそ、堅き砦》(2重唱)
       ``Ein feste Burg ist unser Gott,,(Duetto)

ミハエル・プレトリウス Michael Praetorius(1571-1621)
    《我らの神こそ、堅き砦》(3重唱)
     "Ein feste Burg istunser Gott”,(Terzetto)

セトゥス・カルヴィジウスSethus Calvisius(1556-1615)
  《我らの神こそ、堅き砦》(3重唱)
  ``Ein feste Burg ist unser Gott"(Terzetto)

ハンス・レオ・ハスラー Hans Leo Hassler(1564-1612)
   《我らの神こそ、堅き砦》(合唱)
    "Ein feste Burg ist unser Gott"(Chorus>

  ヨハン・ゼバスティアン・バッハJohann Sebastiaii Bach(1685-1750)
   《我らの神こそ、堅き砦》BWV 720(オルガン独奏)
     Ein feste Burg ist unser Gott, BWV 720(Organ Solo)
      《我らの神こそ、堅き砦》BWV 80b/1
       Ein feste Burg ist unser Gott, BWV 80b/1

 カンタータ第79番《主なる神は、太陽にして楯なり》BWV 79
      Gott der Herr ist Sonn und Schild, BWV 79

          休憩lntermission

  《いざ、すべての者よ、神に感謝せよ》BWV 657(オルガン独奏)
        Nun danket alle Gott, BWV 657(Organ Solo)

カンタータ第192番《いざ、すべての者よ、神に感謝せよ》BWV 192
         Nun danket alle Gott, BWV 192

   カンタータ第80番《我らの神こそ、堅き砦》BWV 80
        Ein feste Burg ist unser Gott, BWV 80


2017年10月30日月曜日

景信山

晴れ
天気が良く,台風一過で空気がきれいである。ヨドバシに用があるので,自転車で景信山の登山口まで行く。今回は,気温が高くないせいか,自転車で行くのはそれほど苦ではなかった。頂上に着いたとき人は一人しかおらず,ハムをやっていた。今日は,房総半島までよく見え,空気もさわやかで最高であった。紅葉が始まっていて,すっかり秋であった。
 ポケモンgoをやって,景信山と小仏峠にシャワーズを置いてきたが,すぐに戻ってきた。今日は,月曜日だからか,若者があるいているを見かけたので,たぶん,それでジムを攻略されたのだろう。小仏峠からの下りで,沢沿いの道が,真ん中が50cmから1mくらい掘られていた。この前の台風のかなりの雨による水で道がえぐれてしまったのだな。


2017年10月27日金曜日

倉岳山

晴れ
今日は,山に行く予定ではなかったのだが,週末雨なので,朝ゆっくりと出かける。梁川に降りたときは,誰もいなかったが,頂上付近で3名ほど追い抜いた。頂上には,何人かいて,おしゃべりに忙しい。直ぐに降りた。今日は,時間から高畑山には行かず,穴地峠から沢沿いに下りる。鳥沢には,2時前に着く。わかったのは,日頃のトレーニングには,このコースで歩けると言うこと。
この前は水が全くなかった貯水池に水がたまっていた。台風で水が増えたのだが,茶褐色であった。登山口のカウンターは,9979。


2017年10月23日月曜日

アユ釣り

晴れ,気温上がる。
土手を走っていたら,釣りをしている人がいたので,聞いてみたら,アユ釣りだという。台風で川の水が増え,流れの緩いとことに魚が集まっている。午後,餌釣りで釣ってみたら,スレ掛かりでアユがかかった。そのほかに,割と大きいオイカワとハヤがかかる。全部リリース。餌は,シラスであったが,別の餌ならかなりかかるのではと思う。

2017年10月22日日曜日

N響定期 第1868回


台風が近づいていて,秋雨前線を刺激してここ一週間ずっと雨。原宿で降りる。雨にもかかわらず,人が多い。ポケモンgoでアイテムを集めながら,NHKホールに向かう。今日は,中国フェスティバルか,中国人が多い。

今日のプログラムは,
ブラームスの交響曲第3番と第2番
指揮は,クリストフ・エッシェンバッハ。

第3番の初め,どうしたものかと思ったが,終わってみれば,今までないブラームスが聴けた。管楽器セクションが良かった。それを引き出したエッシェンバッハの指揮も良かった。終楽章が終わったとき,しばらく拍手はなかった。第3番に比べ,第2番は感動はしなかったが,名演であった。あまりに良かったので,サントリーホールでの来週のブラームス第1番と第4番を聞きたいと思ったが,残念ながら,チケットは完売であった。

2017年10月15日日曜日

鈴木秀美 ベートーヴェンを弾くIII


初めてパルテノン多摩に入った。小ホールで,音響は良い。座った席がIの22番で右側だったが良かった。
チェロ 鈴木秀美
フォルテピアノ 小倉貴久子





プログラムは,
ベートーヴェン チェロソナタ第4番 ハ長調
ベートーヴェン 創作主題による32の変奏曲 ハ短調
休憩
チェルニー ロンド・コンセルタント ハ長調
ベートーヴェン チェロソナタ第5番 ニ長調
アンコール
メンデルスゾーン 無言歌

フォルテピアノは,ヨハン・ゲオルグ・グレーバーで5本ペダル,6オクターヴ

 ベートーヴェンのチェロソナタは,何度もCDでは聞いているのだが,今回初めて聴く曲のような感じがした。第4番と第5番のチェロソナタは,ベートーヴェンの後期の作品群の最初の曲だと言う。鈴木によれば,4番はもう死んでも良いと思えるフレーズと明るいフレーズとが出てくるという。5番は,チェロとピアノのためのソナタで,4番のようなチェロソナタではなかった。
 チェルニーのものは,鈴木がオランダに留学しているときに図書館で発見したものだという。たぶん,世界で演奏されたことはないのではと言っていた。鈴木は,今回で3回目の演奏だという。演奏されないのは,難しいからだろうという。確かに,かなりの技巧が必要とされ難しい曲である。小倉によると,チェルニーのピアノ練習曲を思い起こすところがあり,これは音楽のための技巧が必要とされる。
 創作主題による32の変奏曲は,ピアノフォルテによるもので,8小節のテーマが変奏の基本となっている。これは,良かった。譜めくりの人は
,若い女性で,この前の小倉のコンサートでもやっていた人だった。
 アンコールは,メンデルスゾーンの無言歌でベートーベンのものよりわかりやすいからといことであった。

 今回,わかったことは,実は,自宅からパルテノン多摩に行くのに車で15分足らずということだった。いや近い。

2017年10月9日月曜日

ハゼ釣り

電車で平塚まで行き,相模川の河口でハゼ釣り。平塚からは,須賀港までバス。ついたのは,12時前。のんびりした感じで,釣り人はいるが,それでも竿を出せないと言うことはない。近くの釣具店で水くみバケツを持ってくるのを忘れたので買う。ハゼの釣り場をきく。なかなか感じの良い店主だった。これからは平塚や大磯で釣りだな。2時間ほどで釣れたのは,ハゼ11匹,スズキの子1匹,ボラの子1匹であった。

2017年10月8日日曜日

倉岳山・高畑山

久しぶりに山に行く。天気は,今ひとつであったが,気温が上がる。いつも降りるとことにある人造湖の水が全くない。今まで見たことがないほど水がなかった。登山口のカウンターは,9870。





2017年10月7日土曜日

東京外国語大学管弦楽団94回定期

武蔵野文化会館での演奏。大学のオケは,総じて聞ける。若い人が一生懸命やっているのは良い。若さがあって、ブラ1、良いね。コンミスもなかなか良かった。指揮者清水さんという人も良かった。
 武蔵野文化会館について、新しくなって初めて聞いたが、ホールが良いのか、各パートがハッキリと聞こえる。
 プログラムは,次のもの。

A.ドヴォルザーク/序曲「謝肉祭」
F.リスト/レ・プレリュード
J.ブラームス/交響曲第一番