今日は、両俣小屋まで歩く。
甲府から広河原行きのバスに乗る。臨時バスがでたが、週末でないので、混んでいない。広河原には、10時55分に着く。北沢峠行きのバスは、12時15分にでるので、しばし、待つ。北沢峠行きのバスは、4台で、野呂川出合で降りたのは、1パーティーだけであった。熊が昨日出たというのも、人が少ないせいだろうか。両俣小屋へ行く林道は、ゲートがあるのだが、壊れていて開いたままであった。途中、両俣小屋の車が路肩においてあって、どうしたものかと思ったのだが、昨年の台風で道が通れなくなっていた。ブルドーザーが入って、修復の途中であったが、人がやっと一人通れる幅しかなかった。14時50分に小屋に着く。途中、土砂で埋まっているところがあり、去年の台風のすごさを表していてた。
小屋に泊まったのは、4人で、快適であった。管理人の星さんによると、今年は、気温が高いという。毛布二枚で十分であった。左俣に行くルートはどうなっているかと聞いたら、林道の修復がおわらないかぎり、無理だそうである。このルート、なかなか面白いのだが、来年には歩けるようになって欲しいものである。
7月27日(金)晴れ午後曇り
両俣小屋から、野呂川越、間ノ岳、北岳小屋


小屋の前は、人が多く。宿泊の手続きをして、ザックを置く。今回持って行ったザックは、15年ほど前のタトンカで、今のザックに比べ、背負いづらい。たいしたものは、持って行かなかったが、重いし、今回でもう使うのをやめようと思った。

小屋は、ほとんどが老人で、ポピュラーなコースに人が集まるので、非常に混雑する。北岳小屋は、まさしく、その典型である。前に泊まったときも、弁当を作るのに、朝3時起きで睡眠不足が続いていると小屋番の人が言っていた。
7月28日 晴れ時々曇り
気温が、高かったので、布団を掛けないで寝たら、次の日、猛烈な頭痛がして、吐き気がした。ほとんど朝食が食べられず、少し時間があったので、布団をかぶり寝たら、良くなった。体が冷えてしまったのだろう。基本的に体力がないのか、汗をかきすぎて、かぜに吹かれると、頭が痛くなる。今回は、体を冷やしてしまったのだろう。
頭痛もなくなったので、少し写真を撮るが、朝焼けは、逃してしまった。ゆっくりして、頂上を目指す。1時間ほどで頂上に着く。頂上近くになって、偽ピークのようなところがあり、西から東に巻くように登ると頂上である。天気も良く、ここでしばし休憩。いつもの場所で記念写真を撮る。
北岳肩の小屋を目指す。20分ほど到着。老人のツアーパーティがいた。肩の小屋から、左股に降りる。天気が良く、暑い。雪渓を登って、八本歯のコルへ向かうパーティを見かけた。左股から、一部雪渓を歩く。途中、昨年の台風か、かなり枝沢に土砂が埋まっているところがあった。3時間ほどあるいて、広河原に着く。ちょうどバスがあり、座れなかったが、乗って帰った。
タイム26日
9:05 甲府
10:55 広河原
12:15
12:25 野呂川出合
14::50 両俣小屋
27日
6:40 両俣小屋
7:20 野呂川越
10:30 三峰岳分岐
11:15
11:55 間ノ岳
12:40
12:25 中白根
13:50 北岳山荘
28日
7:05 北岳小屋
8:00 北岳
8:40
9:00 肩の小屋
9:22
9:50 分岐
12:40 広河原
12:45
14:40 甲府